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私の人生には「心身の健康」という概念がいつもそばにありました。

父は30代40代で脳梗塞を患い、大手企業で働いていた快活な母が、職場でのストレスにより49歳でうつ病を発症し、精神科へ入退院を繰り返し心身を壊してしまうという状況を家族(子)という立場で経験して来ました。

私自身は看護学校を卒業したのち産婦人科・精神科・内科の現場に従事し、プライベートでは離婚や再婚を経験しました。
渋谷のITベンチャー企業に勤務していた夫と4年半、二人目不妊という経験をし、出産を機に福岡に戻り起業した夫とともに現在のサービス「Marbera（旧サービス名：ベビmatch）」の企画開発に至りました。

現場で出会ってきた多くの女性たちを目の当たりにし、当時の母は、職場でのストレスに加え、子供たちが巣立ったライフイベントの変化と空の巣症候群や更年期障害も重なっていたのだと気づきました。
そして、キャリアがあり一見自立した女性ほど助けを求めにくいということも知っていくのです。

女性は、ホルモンの変動やライフイベントによる環境の影響を受けやすく、脆弱性が高いため、心身の支援や健康増進に向けての未然のケアが必要です。

人は身体面と精神面と社会的な面の３つの側面が健康に影響を及ぼすということを自分の人生を通して体感してきて、この３つの側面から女性を支援する仕組みを提供することが必要だと考えています。

現代の女性が自分の持てる力を存分に発揮し、ライフイベントを乗り越えながら、ほほえんで人生を歩んでいくことができる社会の実現を目指してまいります。

ほほえんでという表現には、安心感、気持ちのゆとりなどを含めています。
生産年齢人口が減少し少子超高齢社会に突入している今、女性の活躍をサポートしケアを届ける施策は急務です。

チーム一同、実現に向け邁進してまいりますので、今後とも皆様にはご支援とご鞭撻を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。