いまさら聞けない!?【ChatGPT】について
2024.09.05
この記事をご覧の皆さんこんにちは!
エンパワテックソサエティーの小林です。
今回から始まりました。【エンパワテック生成AIシリーズ】第一弾!
記念すべき第1回目はChatGPTについてです。
ChatGPTって聞いた事あるけど使ったことはない。
結局何ができるの?って方もいると思いますので、そんな方のために今回はChatGPTの始め方、簡単な操作方法についてお話ししようと思います!
目次
ChatGPTとは
そもそもChatGPTってなんなんでしょう?ということで一度ご本人に聞いてみたいと思います。
『ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデルの一つで、主に人と自然な会話を行うために設計されています。「GPT」は「Generative Pre-trained Transformer」の略で、特にテキストの生成や理解に優れた深層学習モデルです。ChatGPTは様々なトピックに対応し、質問に答えたり、アシストを行ったり、会話を楽しんだりすることができます。
基本的には、インターネット上の膨大なテキストデータで事前学習されており、その知識を基にして、ユーザーが入力した内容に対して最適な回答を提供します。ただし、インターネットの最新情報にアクセスできないので、知識の更新は学習時点までのものです。
あなたの業務に合わせた提案や技術サポートもできるようにカスタマイズされています。』
だそうです…。
ちょっと難しいですが、使いこなせるようになると、各分野の専門家が24時間体制で自分についてくれているくらいに心強いサービスだと思っています。
ChatGPTの始め方
そんなスーパマンのChatGPTですが、始めるのは非常に簡単です。たった2ステップで皆さんもこのスーパーマンとお友達になることができます。
まずはOpenAIの公式サイトにアクセスしましょう。リンクもここに貼っておきます。
画像の赤枠にあるボタンをクリックすると始めることができます。
1. アカウント作成
アカウントを作成しなくても始めることはできますが、チャットの履歴が残らないのでアカウントは作成してログイン状態で利用しましょう。
チャット画面の右上にあるサインアップボタンからアカウントを作成できます。メールアドレスだけでなく、GoogleアカウントやMicrosoftアカウント、Appleアカウントでも簡単に作成できるようになっています。
2. チャットを開始
アカウントを作成し、ログインすると、すぐにChatGPTとの対話を始めることができます。UIとてもシンプルで聞きたいことを入力して送信するだけで回答をしてくれます。
ChatGPTの活用事例
これでChatGPTを始める準備は整いました。ではこれから実際にどのようにChatGPTが使われているのか見ていきましょう。
1. 質問応答
ChatGPTは膨大な量のデータをインターネットや書籍から学習しているため大抵のことには答えてくれます。
ただあんまりニッチなことを聞くと知ったかぶりをしてしまうこともあるので、あくまでも参考情報として捉えておきましょう。試しに弊社のことを知っているかどうか聞いてみます。
惜しい!住所だけ前の住所になっていました… けど大枠は合っていますね!ウチの会社もAIに知られるようになってなんだか誇らしいです笑
このように全て正確な情報が出るというわけではないので注意しておきましょう。
2. アイデア生成
クリエイティブな分野でもChatGPTは活躍します。たとえば、ブログや記事のアイデアを提供したり、物語のプロットを考えたりもしてくれます。また、コピーライティングや広告文の作成においても、参考になるアイデアを生成してくれるのでアイデアマンとしての素質も十分です!
いつかChatGPTで「エンパワテック物語」という小説を公開するのでお楽しみに!
3. コーディングサポート
僕はこの使い方が一番多いです。エンジニアでChatGPTを使ったことがない人なんでいないのでは?というくらいコーディング分野では凄まじい活躍を見せてくれます。
ChatGPTがなければアプリ開発の進行スピードが倍になると言っても過言ではありません。Chat先生いつもありがとうございます。
4. 翻訳
ChatGPTはマルチリンガルなので、多言語での質問が可能です。また、異なる言語間の翻訳もできるため、海外のユーザーやビジネスパートナーとのコミュニケーションも円滑にできるようサポートしてくれます。もう英語の説明書に四苦八苦することもありません笑
他にも文章の要約・校閲だったり、データの分析、マーケティングなどできることはたくさんありますが、ここでは書ききれないのでまた別の記事で詳しくお話しします。
5. カスタマーサポートの効率化(チャットボット)
AIの導入に積極的な企業では、ChatGPTをカスタマーサポートの自動化に活用しています。
多様な働き方が求められているこの世の中で、AIは24時間365日対応可能文句も言うことなく黙々と働いてくれます。そんなAIだからこそ、顧客のお問い合わせに即座に対応でき、人手不足の解消やオペレーターの負担軽減が期待できます。
ざっと5つ活用方法を挙げましたが、使い方次第でもっとたくさんのことを行うことができます。まさに可能性は無限大!また別の記事でChatGPTの活用方法にフィーチャーしたお話をさせて頂きます!
ChatGPT活用の注意点
これまでChatGPTの凄さについて語ってきましたが、いくつかの注意点もお話しさせて頂きます。
1. プライバシーとセキュリティ
ChatGPTに入力した情報は、AIの学習に使われる場合があります。もしかしたら他人の回答にあなたの重要な情報が流出してしまう可能性も….
企業のツールとして活用する場合はオプトアウトでChatGPTに学習をさせない設定を行いましょう。
参考記事をここに掲載しておきます。
https://www.goatman.co.jp/media/chatgpt-optout/
2. 誤情報の可能性
ChatGPTは膨大なデータをもとに応答を生成しますが、すべての情報が正確であるとは限りません。誤情報を提供してしまう可能性があるため、最終的な判断は必ず自分で行いましょう。
3. 人間とのコミュニケーションの補完
AIは多くの業務を支援できますが、すべてをAIに依存することは避けるべきです。特に顧客対応やクリエイティブな業務では、最終的な判断や人間味のある対応が求められる場面も多いため、AIをあくまで補助ツールとして位置付けることが重要です。
まとめ
ChatGPTは、企業や個人にとって非常に強力なツールであり、効率化や生産性向上に貢献する可能性を大いに秘めています。使い方次第では専門家チームを結成しないとできないようなことも一人でできるかもしれません。
これからも皆さんにとって有益な情報を発信していこうと思いますので、ぜひお楽しみに!